2013年7月22日月曜日

L search memorandam (8) Example of Lc-search

Lc-search ( Implicit Triple of Column,  三国同盟)のわかりやすい例として、「ナンプレ超上級編30」の31番の問題を取り上げます。

           「ナンプレ超上級編30」031番 ☆☆☆☆☆☆ 作・西山ゆかり

この問題は、第一手目がいきなり、Lc (Implicit Triple of Column )の技を使います。それ以降はすべて基本技で取れるという L-search の練習のような 問題です。



 ここでは、”Ryuzen” ソフトが如何にして、第一手 (8,4)=6 LcR を見つけだすかを説明します。

最初に第1手の Candy matrix を示しておきます。

         
Pencil Player の場合には、熟練の勘で、これらの候補の中から 第7列(C7)において 379が3つのセルを独占する(三国同盟)のを見つけます。

379 の候補だけのCandy matrix は次のようになっています。ここで、379の数字が3つのセルだけにしか表れないというのがポイントです。第1行や第4行でも379で占める3つのセルが存在しますが、他のセルにも3や7や9が存在するので三国同盟にはなり得ません。



これさえ見つければ、あとは簡単で、第一手は次のようになります。



ピンクのセルの三国同盟で、 (8,7) のセルには、39 しか入らないので、8行目において、6が入るのは、白いセルの(8,4)=6 となります。

最終結果と決まる順番です。

                 Final Answer



                                       Order and used strategy


それでは、”Ryuzen” ソフトでは、如何にしてこの379の三国同盟を見つけ出すのでしょうか?

                                          To be continue

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